首位発進したミレニアム世代の吉田優利(21=エプソン)は最終組で第2ラウンド(R)のスタート直前に競技が中断、順延となった。

「朝起きた時は雨が降ってなくて“思ったより天気はもってる”と思ったけど、午後には降るだろうなと思っていました」。それでも、18ホールをプレーするつもりだっただけに、中断の時は「ビックリした」。中断から順延決定までの2時間余りは好きなユーチューバーや、アニメ「黒子のバスケ」の動画を見ながら、ストレッチをするなどして再開の準備をしていたという。

暫定的に浅井咲希、原英莉花らにスコアで並ばれたが、16日最終日は18ホールをフルにプレーする。「他の人より残りホールが多いことをチャンスととらえたいです」。古江彩佳、西村優菜に続く同世代3人目のツアー初優勝へ、前向きだった。