男子ゴルフの16日付最新世界ランキングが発表され、星野陸也(24=フリー)が日本勢2番手の69位に浮上した。

星野は16日まで行われた国内ツアーのダイヤモンド・カップで今年2勝目を挙げ、前週の100位から31ランク上げた。前週まで2番手だった金谷拓実は、1ランク下げて77位となり、3番手に後退した。日本勢トップの松山英樹は、前週と変わらず15位。各国上位2人に東京オリンピック(五輪)の出場権が与えられ、松山の代表入りが確実視される中、2番手争いが混戦の展開に突入した。

星野は次戦、メジャーの全米プロ選手権(20日開幕、米サウスカロライナ州)への出場を予定している。金谷はダイヤモンド・カップには出場せず、同選手権に向けて一足先に渡米していた。男子ゴルフの東京五輪代表は、6月22日付の世界ランキングに基づく五輪ランキングで、出場選手60人が決定。世界ランキングを左右するポイントの高いメジャーを舞台に、ともに五輪への出場意欲の高い2人が、代表入り前進も懸けて戦うことになる。

4番手には2ランク上げて107位の今平周吾、5番手には8ランク下げて149位の石川遼がつけている。

世界ランキング上位3人は前週と変わらず、1位はダスティン・ジョンソン、2位はジャスティン・トーマス(ともに米国)、3位はジョン・ラーム(スペイン)となっている。前週5位だったザンダー・シャウフェレが4位、同じく前週4位だったブライソン・デシャンボー(ともに米国)が5位となり、入れ替わった。