団体女子は埼玉栄とルネサンス(茨城)が首位に並んだ。男子は千葉黎明が3人合計2オーバーで首位発進した。

大会は12日に最終日を行い、団体は上位の男子15校と女子11校が全国高校選手権(8月22~28日、栃木・サンヒルズCC)に進む。

ルネサンスは、日刊アマゴルフ2020全日本大会で優勝した花田華梨(3年)が4バーディー、ノーボギーの68をマーク。安定感のあるプレーで首位タイの原動力となった。

「出だしの2番で7メートルのパットを決めて今日はいい感じかな」と笑顔でプレーを振り返った。今年5月、日本パブリック協会主催の東日本女子アマチュアゴルファーズ選手権でも9アンダーで優勝した相性のいいコース。「いいイメージがあった」という。

昨年はプロの大会に2回出場し、第39回大王製紙エリエールレディースでは33タイと好成績を残しており、秋のプロテストも視野に入れて練習を続けている。「同世代には梶谷翼ちゃんもいて、活躍している。たくさん刺激を受けている」と同世代のライバルの存在が良いモチベーションになっている。

最終日は「あまりいろんな事を意識せず、いつも通りに自分のプレーができたら結果は付いてくる。目標は優勝です」と気合を入れた。