4月のマスターズに続くメジャー2勝目を狙う松山英樹(29=LEXUS)は、前半9ホールを1バーディー、1ボギーの35で回り、イーブンパーで後半に突入した。前半終了時点で、首位のラッセル・ヘンリー(米国)と4打差の20位となっている。

アウトコースからスタートし、3番でバーディーを先行させた。1、2番と連続パーで迎えた3番パー3。ティーショットをグリーン手前でワンバウンドさせて3メートルにつけると、しっかり打ってバーディーパットを決めた。

その後、3連続パーで迎えた7番パー4で、不運なボギーに見舞われた。グリーン手前からの絶妙なアプローチは、カップに一直線。チップインバーディーとなりかけたが、カップの右ふちに当たり、クルッと半回転して大きく蹴られた。1メートル余り残ったパーパットを決められなかった。

濃霧のため、当初は日本時間午前5時14分を予定していたスタート時間が、約1時間半遅れた。昨年の今大会でメジャー初優勝を飾ったブライソン・デシャンボー、昨年の全米アマチュア選手権王者のタイラー・ストラファシ(ともに米国)と、同組で回っている。