ミレニアム世代の西村優菜(20=スターツ)が通算11アンダーの3位に終わった。

古江、堀らと同じ9打差8位から出て、4バーディー、ボギーなしの68をマークした。

ツアー史上最高の賞金総額3億円の高額大会とあって、単独3位でも2100万円と“優勝レベル”の賞金を手にし、生涯獲得賞金が1億円を突破。「それは知らなかったけど、うれしいです。ここからスタートして1年たったタイミングで1つバーをクリアできた。ただ、それ以上にプレー内容が成長できていると感じられた1週間だったことが良かったです」。

コロナ禍で20年の“開幕戦”となった1年前の今大会でプロデビュー。大台突破の自分へのご褒美を問われると「全然考えてませんでしたから。もう1勝したら、ご褒美ですね」。昨年11月樋口久子三菱電機レディース、5月サロンパスカップに次ぐ3勝目に意欲を見せた。