2連覇を狙う石川遼(29=CASIO)が5バーディー、1ボギーの67で回り、首位に2打差の7位につける好スタートを切った。2週前の全米オープンから導入し、国内初使用の長尺ドライバーでの攻めが当たって前半からバーディーを量産。日本最古の国内メジャーで、史上9人目の大会連覇を狙う。65をマークした木下裕太(35=フリー)が通算6アンダーで単独首位に立った。

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東京オリンピック(五輪)代表に内定している星野は70で回り、38位発進となった。石川と同じく全米オープン出場後の特例処置での参戦。持ち味のショット精度で苦しみ、パッティングもバーディーチャンスで2度カップに蹴られるなど不運も重なった。五輪代表に決定後、初の国内試合。数人から祝福の言葉もかけられたといい「多少は(代表の)意識はしています。まずは今週、優勝したい」と誓った。