黄金世代の高橋彩華(23=東芝)が午前組で回り、65をマーク。通算13アンダーと競技終了時点での首位に浮上した。

1打差4位から出て、1イーグル、5バーディー。2日連続のボギーなしだ。「ショットが安定している。ピンについた時に決められるか、という感じ。(2日で)3つずつぐらい、取りこぼしている感じです」。前週までのパーオン率74・9206%は部門別ランク1位。ツアー屈指のショットメーカーとして、持ち味を発揮している。

賞金ランクは、ツアー未勝利選手では10位の西郷真央に次ぐ2番手の14位。大会期間中に1位に立った大会は19年に2試合、20-21年シーズンは4試合。「同じような位置で回って、失敗もたくさんして…。でも、優勝争いは久しぶりなので、楽しみたいです」。西郷とともに“最も初優勝に近いプロ”がまたも絶好の位置で最終日を迎える。