前週のNEC軽井沢72でツアー通算5勝目を挙げた小祝さくら(23=ニトリ)が19日、20日開幕のCATレディース(神奈川・大箱根)の前日練習を行い、大会への思いを語った。同じ日に開幕するAIG全英女子オープンは、賞金ランキングで出場権を得ていたが出場を辞退。国内ツアーでの戦いを選んだ。「自分は(国内に)残ったからには、しっかりと結果を残さないとな、というのもある」と話した。大会の様子は、出場する日本選手たちがあげるインスタグラムなどをチェック。「コースとかは海外という感じですごいなと見ています。いつかは行ってみたいなという気持ちはすごくある」と将来への思いも口にした。

今年は開幕から3戦で2勝とスタートダッシュも、前週のNEC軽井沢72で優勝するまでは調子を落としていた。五輪の中断期間で1週間休みを取り、自分と向き合って練習できたことで、調子と自信を取り戻した。この大会は、昨年は中止で19年は予選落ち。コースを回って「このコースはグリーンが難しい。ショットでしっかりつけて、チャンスを多くつくりたい。目標はまずは予選通過」と控えめに話していた。