国内女子ゴルフツアーのゴルフ5レディースが3日、三重・ゴルフ5C四日市C(6563ヤード、パー72)で開幕する。元賞金女王のイ・ボミ(33=韓国)は2日、会見に臨み「今年で終わりということが頭にないです」と来季以降も日本ツアーで戦いたい意向を示した。

イ・ボミは現在賞金ランク81位、成績をポイント化したメルセデスランク85位でシード権(いずれも50位以内)喪失の危機にある。

今季は20-21年の変則シーズンのため、ミヤギテレビ杯(24~26日)までの残り4戦で出場権が一区切りされる。その後の6試合(出場資格の異なる日本女子オープン、TOTOジャパンクラシック、JLPGAツアー選手権は除く)はミヤギテレビ杯までの賞金ランクで出場優先順位が決定。昨年6月のツアー再開時に来日できなかったことによる出場保障試合4試合があるものの、ランクを70位前後まで上げて出場権をより確実にしておきたい。

国内ツアーは妹の結婚式などがあり韓国に戻っていたため、7月初旬の資生堂レディース以来2カ月ぶりの復帰。「韓国、日本でそれぞれ隔離2週間があって、練習をできなかったけど、バランスのいいスイングを安定してできるようにしたい」。シード奪取へ、ラストスパートの残り10戦。「家族やファンに頑張っている姿をもっと見せたい。残っている試合で頑張って(シード喪失の場合は)また会社(スポンサー)と相談します」と話した。