国内女子ゴルフツアーの住友生命レディース東海クラシックの練習ラウンドが開幕前日の16日、新南愛知CC美浜C(6502ヤード、パー72)で行われた。

昨年大会優勝の古江彩佳(21=富士通)が会見。「コースのイメージはいいです。上位に入って大会を盛り上げたい」と大会連覇に向ける意気込みを語った。

東京オリンピック期間を挟んでエビアン選手権、AIG全英女子オープンの両メジャーに出場した約1カ月の海外遠征を経て、前週の国内ツアー復帰戦の日本女子プロ選手権は54位に終わった。自主隔離などの影響で十分な練習ができなかった。「全体的に悪かった。特にショットは怖がって緩んでしまう場面があって、今週はそれに気をつけたい」。昨年は今大会の優勝から加速し、11月には伊藤園レディース、大王製紙エリエールで2週連続優勝を飾った。

シーズンも残り11戦。「残り少なくなったなあ、(最終戦まで)すぐだなあって、すごく思います。今年(21年)はまだ優勝できていないので、まず1勝を」。好相性のコースで、上昇気流にのりたい。【加藤裕一】