同組で回る、同じ98年度生まれ「黄金世代」の渋野日向子(22=サントリー)と小祝さくら(23=ニトリ)は、前半9ホールを、ともに2バーディー、ボギーなしの34で回り、2アンダーで後半に突入した。前半終了時点で、ともに11位につけている。

渋野は出だしの1番パー4でバーディー発進を切った。第2打をピン左奥2・5メートルにつけて伸ばす絶好の滑り出し。2番パー5、3番パー4も、わずかにパットが決まらなかったが、バーディーチャンスにつけるなどショットが好調気配。すると5番パー4で、第2打を1・5メートルにつけて2つ目のバーディーを奪った。

逆に小祝は、序盤でショットが乱れながらも、パーでしのぐ展開が続いた。3番パー4では、ラフからの第3打のアプローチが4メートルもオーバーしたが、返しのパーパットを辛うじて沈めた。すると6番パー4で5メートル余りの下りのパットを、絶妙なタッチで合わせ、わずかにタッチが短いかと思いきや、最後の一転がりでカップに吸い込まれて最初のバーディー。さらに8番パー5では、第3打を2メートルにつけて2つ目のバーディーを奪うなど、ショットも復調して折り返した。

また2人と同組で回る、19年前回大会優勝者の柏原明日架は、1バーディー、ボギーなしの35で回り、1アンダーとしている。