2週前に「女子日本一」の称号を得た勝みなみが抜け出した。ボギーなしで63。大会記録にあと1打に迫る好スコアで、単独首位に立った。

「(いい位置に)ついたところは、ほとんど入ってくれた」。パッティングがさえ、9バーディー、ノーボギー。会心のゴルフで2位には2打差。自身最多となるシーズン3勝目へ向けても最高のスタートとなった。

2週前は日本女子オープン選手権を制し、初の国内メジャーのタイトルを獲得した。昨年からのトレーニングで飛距離が向上するなど自信がつき「少しずつ自分の中のレベルが上がったのかなと感じます」。ショートゲームについても「100ヤード以内のアプローチの距離が合うようになった」という。

難度の高い最終18番は右手前のラフからのチップインバーディー締め。2週前も第3ラウンドでチップインのイーグルとバーディーを決めており吉兆か。「優勝する時は入っていることが多い。今週もいいプレーがたくさんできたら」と力を込めた。