ZOZOチャンピオンシップ(21日開幕)に向けて19日未明に帰国した松山英樹は、早速午前中から後半9ホールを回るなど、精力的に調整した。

ピン1メートルにつけるショットを見せた半面、ラフからのアプローチをミスし「マジか!」と叫ぶ場面も。それでも随所に笑顔を見せた。今大会は2年前、タイガー・ウッズ(米国)に敗れて2位。今年、2年ぶりの日本開催決定後は「順位をもうひとつ上げる」と、優勝を誓っていた。予選ラウンドは東京オリンピック金メダルのシャウフェレ(米国)、銅メダルの潘(台湾)と同組となった。

 

<前半9ホールを松山と練習ラウンドで回った金谷拓実>やっぱり見て学ぶことは多い。1つ1つのしぐさや、考えて練習している姿は本当にすごいなと思う。あれだけの選手でもいろいろ考えている。自分も、もっと考えて努力しないといけない。

<初対面の松山と練習ラウンドを18ホール回った19歳の久常涼>生で松山さんを見るのが初めて。ずっとテレビの中の人だった。すごく緊張しながらのラウンド。テレビだと怖い人かと思ったけど、世界一の人はすごく優しかった。「ああ、人間なんだな」と思った。夢のようだった。

<松山と一緒に18ホール回った米ツアー通算1勝で5年ぶりに試合出場の今田竜二>たまたま(今大会を中継する)テレビ朝日の仕事で日本に帰ってきて、チャンスをいただけました。正直、ほぼ練習もしていなくて、コロナ禍でゴルフ自体あまりしていなかったので、今の状態が分からない。とにかく楽しくプレーしたい。