松山英樹(29=LEXUS)が優勝へ、ラストスパートに入った。13番パー3で、ティーショットをピン右奥2・5メートルのチャンスにつける。やや下りのバーディーパットは、カップ手前で止まりかけるが、観衆からの「入れーっ!」の大歓声に後押しされたように、最後の一転がりでカップイン。トリンゲールはパーだったため、13アンダーとした松山が再び単独首位に立った。

前半は1イーグル、1ボギーの33で回り、通算11アンダーと伸ばしたが、2位から出て2バーディーと伸ばしたキャメロン・トリンガーリに11アンダーで首位に並ばれた。それでも11番で約10メートルのバーディーパットを決めて右手でガッツポーズ。トリンゲールに譲っていた首位に再び追い付いていた。