21年日本ジュニア男子12~14歳の部3位の田中天晴(はる、東京・明大中野3年)が、最終ホールをダブルボギーとしながらも、3アンダー69で5位となった。

優勝は6アンダー66の渡辺日向(ひなた、栃木・清原中1年)。マッチングスコアカード方式によりシード2人を除く上位18人が、全国中学選手権春季大会(3月21~25日、兵庫・三木GC)への出場を決めた。

インスタートの田中は、7~9番の上がり3ホールで天国と地獄を味わった。7、8番を連続バーディーでスコアを5アンダーまで伸ばしたが、9番は第2打を池に入れ、パットも外してダブルボギー。9番で伸ばせれば優勝も夢ではなかっただけに、残念な結果となった。

普段は20台で収まるパット数が、この日は32。「入っていれば、もう少し良いスコアになった」と悔しがった。それでも、目立ったミスは最終ホールの池ポチャだけ。「自分の中では満足のいくラウンドだった」と振り返った。そして、全国春季大会に向け、「出るからには優勝を狙いたい」と気持ちを切り替えていた。

<上位成績>

【1位】渡辺日向(栃木・清原1年)=66(34・32)

【2位】清野桜貴(東京・城山3年)=67(34・33)

【3位】武井大也(群馬・笠懸南1年)=69(36・33)

【4位】上村大和(千葉・市川第五3年)=69(34・35)

【5位】田中天晴(東京・明大中野3年)=69(34・35)

【6位】※常盤和也(栃木・鹿沼市立東3年)=70(37・33)

【7位】橋詰海斗(新潟・栖吉3年)=70(36・34)

【8位】※山崎咲寿(神奈川・有馬2年)=70(34・36)

(注)同数の順位はマッチングスコアカード方式による。※はシード選手

<主催>関東高等学校・中学校ゴルフ連盟ほか<後援>日刊スポーツ新聞社ほか