前週の樋口久子・三菱電機レディースで今季2勝目を挙げた渋野日向子は、ハーフを1ボギーの36で折り返し、通算イーブンの29位に後退した。

出だしの1番パー5でピン奥4メートルのバーディーパットを外すと、返しの1メートルも外してボギー。その後は、チャンスにつけるもパッティングが決まらず、パーを続けた。

対照的に、同組で回った賞金ランク首位で東京オリンピック(五輪)銀メダリストの稲見萌寧はパターが絶好調。1番パー5で第3打をピン手前1・5メートルにつけてバーディーを奪うと、2番、3番もショットをピン2メートル、同1メートルにつけ3連続バーディー。7番パー4では、6メートル、9番パー4では4メートルのバーディーパットを決め、前半だけで5つ伸ばし、通算6アンダーで、首位の小祝さくらに1打差と迫る2位に浮上した。

同じ組の笹生優花は、2バーディー、2ボギーの35で通算1アンダーの19位。