賞金ランキング2位の古江彩佳(21=富士通)が今季6勝目、通算7勝目を挙げた。

首位から出て3バーディー、ノーボギーの69で回り、通算16アンダー、272。2位から追い掛ける賞金ランク首位の稲見萌寧を振り切り3打差をつけ逃げ切った。優勝賞金3300万円を加え、今季の賞金総額は2億3059万7575円。13アンダーの稲見が2位に入り2億3456万6049円となったため、約400万円差で賞金ランク首位を奪うことはできなかった。西郷真央が9アンダーで3位に入った。

この日は、最終組で稲見との直接対決。2番パー4で第2打をピン手前3メートルにつけバーディーとして、稲見に3打差をつけた。稲見が4番パー4で、バーディーを奪い、2打差に迫ると、6番パー4でバーディーを奪い再び突き放す。後半は、最初に稲見が10番でバーディーを奪うも、古江は16番パー5で駄目押しのバーディー。安定したゴルフで崩れることなく逃げ切った。

賞金女王争いは残り3戦。5歳のときに6年連続賞金女王を決めた不動裕理を見てプロゴルファーになることを決めたという古江が、初の賞金女王を目指して勝負をかける。

▽小祝さくら(75と落とし、6アンダーで10位に終わった賞金ランク3位)ショットもパットもうまくいかずという1日でした。(残り3戦へ)2日間、3日間、調子が続くというのが無くて、安定性がないので、しっかり修正して・・。

▽葭葉ルミ(15番でホールインワンを達成し賞金300万円をゲットした)初めてです。多分、人生でも初めてぐらいだと思います。正直、イーグル賞の方を狙っていたけど、まさか取れるとは。もう毎回狙っちゃいます。