賞金女王の意地を見せて、稲見萌寧が2位を死守した。3位以下だと、賞金ランク首位から転落する最終日。最終組の古江との直接対決で3バーディー、1ボギー。腰痛で「腰にずっと違和感を感じて、歩く姿勢とかもずっと気を付けていた」という状態で、正確なショットでチャンスをつくっていった。

ショットメーカー同士と言われるが「同じタイプとはあまり思わない。それ以上に古江さんはパター、アプローチが本当にうまい」と1歳下の後輩をほめたたえた。残り3試合。約400万円差でまだ首位を守っている。「今後一緒に回る回数も多くなる。仲がいいし楽しく回れるが、回る機械があったら、そのときにリベンジしたい」と闘志を燃やしていた。