女子ゴルフの小祝さくら(23=ニトリ)が、今季の優勝で獲得した、一風変わった副賞のボートとショベルカーを、すでに有効利用していることを明かした。

今季の国内女子ツアー最終戦、ツアー選手権リコー杯最終日から一夜明けた29日、宮崎市のトム・ワトソンGCで行われたテレビマッチ「京セラ フェニックスチャレンジ」(12月26日午後4時~、TBS系列)の収録に参加。その後、取材に応じ、今季を振り返る中で、優勝の際に獲得したツアー屈指の風変わりな副賞の行方の話題となり、仰天エピソードを披露した。

小祝 ボートは乗るのに(北海道)小樽に置いてあります。ショベルカーは、おじいちゃんが使っています。雪かきとか。仕事で鉄を仕分けるのとか。けっこう使い道があるみたいで。めっちゃ、張り切っています。

もはや、ツッコミどころしかない答えが返ってきた。報道陣からのツッコミにも動じず、続けた。

小祝 ボートは1度乗りました。知り合いに免許を持っている方がいて。昔、船仲間だった人が乗せてくれました。船仲間っていうか、釣りをする友だちです。乗り心地ですか? めっちゃ酔いました(笑い)。その日1日、ダウンしていました。船の免許は取る予定はないです。(ショベルカーを利用している)おじいちゃんは石狩に住んでいます。

シーズンを終えた開放感もあり、終始ご機嫌な様子で話していた。ゴルフの面では、2位に入った今季最終戦を振り返り「最後の最後で(今季獲得賞金が)2億円になったので、すごいよかった。でも目標としていた賞金女王は取れなかったので、来年リベンジしなきゃなという気持ちです」と話した。

ちなみに、2億円到達で購入したご褒美で「ストレッチマットを買いました。3000円です」と明かした。所属契約を結ぶニトリのキャッチコピーのように“お値段以上”の買い物に、ご満悦の様子だった。