2022年の米男子ツアー初戦を、松山英樹(29=LEXUS)が首位でホールアウトした。

13位から出て1イーグル、7バーディー、1ボギーの65で回り、通算12アンダー、134。ホールアウト時点で、11ホールを終えてラウンド中のキャメロン・スミス(オーストラリア)と並んでいる。1打差11アンダーの3位に、同じく11ホールを終えてラウンド中のダニエル・バーガー(米国)がつけている。ホールアウト後の主な一問一答は以下の通り。

-伸ばし合いの展開で順位は確認しながらプレーしていたか

松山 自分の状態があまり良くなかったので、あまりそこは見ずにやっていました。

-前半で4つ伸ばした

松山 前半で4ついけたので、後半は少しでも伸ばして貯金ができるようにと思ってやっていたんですけど、いいプレーができたかなと思います。

-14番はいいバーディーだった

松山 そうですね。ドライバーが今、すごい調子悪いので。ウエッジの距離感が、前のホールも良かったので、そういう意味で刻んだ方がよかったのかなというのがあって、狙い通り(バーディーを)取れたのでよかったなと思います。

-6メートル余りを決めてバーディーの16番、19メートルのパットを60センチに寄せてパーの17番と、長いパットの感覚も合っていた。グリーンの相性も良かったか

松山 16番は構えた瞬間「入りそうだな」と思っていたので。(早藤)将太(キャディー)も「入りそうな雰囲気がけっこう出ていましたよ」と言っていた。17番はちょっと強いかなと思っていたのがピッタリだったので、よかったなという感じですね。

-18番パー5はティーショットで左を攻めてラフだったが

松山 なかなか思うようにティーショットが打てない。17番で右にいっているので、18番も右がすごい嫌だなというのがあったので。ミスになりましたけど、明日はいいショットが打てるようにしたいなと思っています。

-それでも18番はアプローチでカバーし、パーをセーブしてホールアウト

松山 ボギーで上がるよりは、パーで上がれたのでよかったなと思います。

-今後の他の選手の結果次第だが、上位で残り2日を迎えるが

松山 伸ばさないとチャンスはないと思うんですけど、まず、いいプレーができるように準備したいなと思っています。