昨年の全米女子オープン優勝者で今季から米ツアー本格参戦の笹生優花(20=ICTSI)が、1イーグル、6バーディー、4ボギーの68で回り、4アンダーで首位に1打差の2位と好発進した。今季からキャロウェイと用具契約し、クラブ、ボールを替えて臨んだ初戦。序盤の2番パー5でティーショットを右の林のラフに打ち込みボギーとしたが、4番パー3でピン手前4メートルのバーディーパットを決めた。

前半を4バーディー、3ボギーの35で折り返すと、後半14番パー4でビッグプレーが飛び出した。フェアウエーからの第2打をピン奥に落とし、バックスピンでカップインさせるイーグルを奪取。一気に3アンダーとして首位に立った。そこから15番パー5、16番パー4と連続バーディーで5アンダーとして単独首位に浮上。18番パー4ではボギーをたたいたが、68の好スコアでプレーを終えた。

終了後はWOWOWのインタビューに「今日は1日良いところも悪いところもあったんですけど、パットでもショットでも結構粘ってやったところもあったので、初日としてはいい位置で終われて良かったと思います」と振り返った。オフを挟んで久々の実戦となったが、クラブやボールの変更も影響なく終えたことに「まだまだ感覚的にはもう少し良くなるんじゃないかという部分はあるけど、すごくいい結果についているので、全然問題ないです」と話した。

開幕戦から米ツアー2勝目への期待も高まるが「明日も今日みたいないいプレーができるように頑張ります」と意気込みを話していた。