首位と3打差5位から出た笹生優花(20=ICTSI)は、2バーディー、3ボギーの73と伸ばすことができず、通算9アンダー、279で6位に終わった。前日よりさらに気温が下がり時折北風が吹く厳しいコンディションで、前半は5番パー4でアプローチをピン1メートル以内に寄せバーディー。7番パー4では約4メートルのバーディーパットを決め、12アンダーまで伸ばした。しかし、8番パー4でティーショットを右の林の中に打ち込み、第2打はフェアウエーに戻すだけとなりボギー。続く9番パー5は3パットで連続ボギーと、前半は2バーディー、2ボギーの36で折り返した。

後半も10番で第2打がグリーンオーバーするが、何とかパーでしのぐ。12番パー4では、アプローチがピンに寄らず、パーパットも外しボギー。その後は粘ってパーを拾ったが、スコアを伸ばすことはできなかった。それでも開幕戦をトップ10入りの6位で終えた笹生は「いいところもあって、よくないところもあった日じゃないかなと思います。その中でも、いいショットがいくつかあったので、それは取り入れて来週も頑張りたいと思います」とサバサバした表情で話した。

キャロウェイと用具契約と用具契約し、クラブやボールを替えて臨んだが、4日間を戦い「本当に良い週だった。ただ、パターだったりショットだったり、良いところもあれば、あんまり良くないところもあったので、もう少し練習して悪いところを少しずつ良くしていければ」と前向きに語った。

次週のゲインブリッジLPGAに向け「今週よりいいゴルフができるよう頑張りたい」と話していた。