26位から出た古江彩佳(21=富士通)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算4アンダーの212と、日本人3選手の中では唯一スコアを伸ばし7位に浮上した。3位から出た笹生は7アンダーで4位。5位から出た畑岡は5アンダーで6位と日本人選手3人が全員トップ10以内で最終日を迎える。L・コ(ニュージーランド)が11アンダーで首位。
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米ツアーデビュー戦でも、日本ツアーと同じ落ち着きぶりで古江が7位に浮上した。前日から気温が10度以上下がり、強風の悪コンディションの中、トップ10以内でわずか3人だけというアンダーパー71。首位と7打差ながら上位で最終日を迎えることになった。
「本当にすごく風が強かったので難しかったんですけど、うまくその中でも自分のプレーができたと思います」。前半は2番パー4で第2打をピン左1メートル以内、3番3番パー3でもティーショットをピン左手前3メートルにつけ連続バーディー。強風の中でもショットでしっかりチャンスにつけスコアを伸ばした。
後半は14番パー4で風の影響を受け3パットでボギー。パッティングでは、グリーン上に落ち葉が舞い、たびたび仕切り直した。それでも2バーディー、2ボギーのイーブンで迎えた終盤の17番パー3で、ピン右奥4メートルにつけたバーディーパットを強めに打ってねじ込む。これで一気に10位以内に飛び込んだ。
米ツアーデビュー戦で、最終日を10位以内で迎える。「実感とかないです。今日のプレーをするのが必死でだったので、それがうまく順位についてきてくれた」という。
1日で大きく環境が変わる米ツアーの厳しい洗礼も、終わって見れば持ち前の堅実なゴルフでアンダーパーでフィニッシュ。国内ツアーでも強気で攻めるより「ボギーを打たないゴルフ」をモットーにする。風で舞う落ち葉に何度もパッティングを邪魔されても、しっかり自分のリズムを崩さず、耐えながらチャンスを生かす本領を発揮した。首位と7打差の7位で迎える最終日も「明日も落ち着いて自分のプレーができれば」と自分のスタイルで優勝争いに挑む。

