女子プロゴルファー青山加織(36=フリー)が4日、兵庫・宝塚GCでのプロアマイベントに、同じ岡本綾子門下の表純子、若林舞衣子と一緒に参加。今季の目標を「まずはマンデー予選会に出られるだけ出て、ツアー出場数を増やしたい」と語った。

青山は昨年のQTで最終まで進んだが、71位。出場優先順位でのツアー出場権を事実上逃した。下部のステップアップツアー出場権はあるものの、元シード選手でステップアップ4勝のキャリアを持つだけに、目指すステージはやはりレギュラーツアーだ。

「少し前はゴルフに楽しさを感じられない時期が続いたんですが、コロナ禍になって、時間ができて、いろいろ考えるうちに“ゴルフが楽しい”と思えるようになった」。20-21年シーズンの21年は、ステップアップツアーでは出場11戦で予選落ちなし。「下部だけど、本当にストレスのないゴルフができたことは大きかったです」。

ツアーに出るには、ストレートに主催者推薦か、主催者推薦選考会となるマンデー予選会を勝ち抜くしかない。「マンデーに出ること自体も難しいんですが、そこも自分から(主催者に)アピールしないと」。ツアー数試合に出場がかない、そこでうまく賞金を稼げば、ツアー19戦目の7月ニッポンハムレディース後にあるリランキングで後半戦の出場権を-。最高のシナリオを目指していく。【加藤裕一】