115位と大きく出遅れた笹生優花(20=ICTSI)は、6バーディー、1ボギーの67と伸ばしたが、通算イーブンの74位でカットラインに1打足りず予選落ちした。

昨年6月に全米女子オープンで優勝して以来連続13試合連続予選落ちなしが続いていたが、米ツアー本格参戦以降では初の予選落ちとなった。

風に苦しんだ前日とは対称的にこの日は猛チャージを見せた。前半は4番パー4、5番パー5と連続バーディー。8番パー4では第2打をピン左2メートルにつけてバーディー。33で折り返すと、後半も13番パー4では、第2打がグリーン奥からバックスピンでピンに当たり、カップ縁に止まるスーパーショットでバーディー。前日8をたたいた16番パー4でもピン奥3メートルのパットを決めバーディーを奪いリベンジを果たした。順調にノーボギーでスコアを伸ばしてきたが、17番パー3ではティーショットをグリーン左に外し、アプローチでピン右奥2メートルに寄せたが、2メートルのパーパットを外しボギー。18番パー5でピン右3メートルのパットをねじ込んでバーディーを奪ったが、17番のボギーが響き決勝ラウンド進出はならなかった。

プレー終了後、笹生はカットラインについて「ボードがないから分からなかった。そこは考えてもしょうがないので、自分のプレーに集中した。パターも入ってくれて、ショットも安定していたので見たとおりの結果だと思います」と話した。