30歳になって最初の大会で松山英樹(30=LEXUS)は4バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの73で回り、1オーバーの63位でプレーを終えた。首位は1イーグル、6バーディー、1ボギーの65で周り、7アンダーのロリー・マキロイ(北アイルランド)。

10番からのスタートで12番パー5、13番パー4と連続バーディー。しかし、14番パー3でティーショットをグリーン右のラフに打ち込みボギー。続く15番パー4ではティーショットがコース右のOBで、第3、第4打ともラフにつかまりトリプルボギーと2ホールで4つスコアを落とした。それでも16番パー5で第2打をピン右8メートルに2オンしバーディー。さらに17番パー3でもティーショットをピン手前3メートルにつけ連続バーディーとバウンスバックでスコアをイーブンに戻した。後半はパッティングがカップにけられる場面もあり、1ボギーと1つスコアを落とし、1オーバーで第1日を終えた。

プレー後松山は「まあショットはだいぶ安定しているんですけど、もったいないショットもあったんで、そこら辺が安定してくれば」と振り返った。OBを打った15番は「意外とそんなに。ただ自分のミスだったので。16番のティーショット、セカンドも良かったのでそこら辺は切り替えられた」と話した。最近はドライバーなどショットが安定しない試合が続いたが、この日はフェアウエーキープ率57・14%。パーオン率66・67%とやや改善。「コースが難しいより、自分の打ち方が問題。ショットが変わってきたんで、アプローチも」と分析していた。第2日以降へは「1つずつ伸ばしていけたら」と前向きに話していた。