国内女子ツアー第4戦アクサ・レディースは25日、宮崎・UMKCC(6546ヤード、パー72)で開幕する。23日放送されたテレビ朝日系ドラマ「相棒season20」最終回に出演した原江里菜(34=NEC)は24日、プロアマ戦後、出演に至った経緯を明かした。

原は相棒シリーズの大ファンで、テレ朝関係者に「右京さんの後ろを歩いているだけでいいから」と売り込み続け、1月中旬に出演依頼があり、2月中旬に撮影に臨んだ。水谷豊演じる主人公の杉下右京らが薬を盛られ、眠ってしまっているシーンに女医役で登場。白衣姿で「目覚めました。大丈夫ですか?」とセリフまでこなした。

オファーを受けた時「私にセリフはいらない、私が入ったら作品を壊してしまう」と思い、エキストラでの参加をお願いしたとか。だが、お願いできる立場でないことは百も承知。「頼まれてもいないのに、金髪だった髪を黒くしました」と“女優魂”を見せて役作りに励み、2フレーズのセリフを約1カ月、延々と練習し続けたという。

放送日の23日はすでに宮崎入りしており、現地で放送がなく、ドラマはまだ見ていない。ただ、放送後にプロ仲間、知人から連絡が殺到。送られてきた出演シーンの動画を見たものの「もうこそばゆくて、恥ずかしくて。1回しか見ていません」。念願がかない「一生の思い出ができました」とまだ興奮気味で「これから本業で頑張ります」とニコニコしていた。