大会史上4人目の連覇を狙う松山英樹(30=LEXUS)が通算3アンダー、2位タイでの決勝ラウンド進出を決めた。首位はシェフラーの8アンダー。残り2日で5打差は十分射程圏内だ。

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首位と5打差19位からスタートした。第1日を上回る強風で周囲が伸び悩む中、序盤6ホールで3バーディーを奪取。持ち前のアイアンショットにキレを見せ、3アンダーと一時は首位に浮上した。

7番以降はパープレーだった。チャンスにつける場面が減り、1バーディー、1ボギーに終わったが、1パットのパーが5度。アプローチのさえ、1・5メートル前後のパーパットを何度も決めた。粘り強いショートゲームでスコアを守った。

パー3を除く14ホール全部で、ドライバーを握った。アグレッシブさ、ロングゲームの安定感から、大会前に不安視された首の不安は感じられない。尻上がりに調子を上げ、決勝ラウンドに突入する。