昨年大会優勝の星野陸也(25=興和)が「保険のショット」で首位に2打差2位の逆転V圏をキープした。
池越えの左奥ピンだった13番パー3(201ヤード)は、第1打を右奥バンカーに入れながら、パーセーブした。「池を越えて15ヤードのピン。でも、左奥はOB。右手前の広いエリアに乗せても大変で…。6番アイアンで低く、バンカー狙いで打ちました。今日は、そんな保険のショットが多かったですね」。
風の強弱、向きがコロコロ変わるコースで、風の影響を受けにくいショットを多用した。「基本は中弾道。アゲンストに影響されにくくて、風が止まってもあまりランが出ないように。低く、なおかつスピンを入れる。僕は“風なしショット”と言ってるんですが」と説明した。
【詳細スコア】男子ツアー関西オープン第3日
メーカーにお願いして、ロフト角が1度ずつ違うウエッジを何本も作ってもらい、距離の違いを計測したりする。そんな“クラブマニア”の理論家だ。「頭疲れました。でも、こんな風にいろいろ考えるのはめちゃくちゃ大好き。計算、確率とか…。でも、得意じゃないですからね」。思考と技術をフル回転させ、全65選手中7人しかいないアンダーパー、3バーディー、2ボギーの70にスコアをまとめた。
比嘉を2打差で追う最終日、頭には大会連覇しかない。「全然逆転できる差。風が吹かなければ、伸ばし合い。チャンスを決めて行けば追いつけます」。1926年に始まった日本最古のオープン競技で、杉原輝雄以来47年ぶりの大会連覇へ。やる気満々だ。

