今季初、米女子ツアー本格参戦後としても初となる優勝を目指した渋野日向子(23=サントリー)は、2打及ばず2位に終わった。
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首位と3打差の2位から出て2バーディー、ボギーなしの70と2つ伸ばして回り、通算9アンダー、279。渋野の日米通算8勝目、米ツアーとしてはスポット参戦で初出場でメジャーを制した19年AIG全英女子オープン以来の2勝目は、次戦以降にお預けとなった。
以下は試合後の主な一問一答。
-プレーを振り返って
渋野 前半、乗らなかったところが多かったですが、何とかパーセーブして、ノーボギーで回れたのはすごくうれしかったですし、後半チャンスにつけたのを決めきれなかったのが悔しいなと思います。
-4番でバーディーが先行しました
渋野 めちゃめちゃラインが難しかったんですけど、気持ち良く入ってくれて、うれしかったです。
-8番パー4では左からのバンカーショット。いいパーセーブだった
渋野 クラブ選択を迷って、力んでしまってのミスだった。一番やりたくないミスをしてしまったのはすごく悔しかったですが、その後しっかり切り替えて、パーパットも打ち切ることができてうれしかったです。
-11番パー5はいいマネジメントで、いいバーディーだった
渋野 あそこで取れたからこそ、つなげられたと思う。パー5で前半は取れなかった分、後半は何とか取りたいなと思っていた。取れて良かったです。
-最終18番はどんな気持ちで臨んだ
渋野 やっぱ、イーグル取らんと無理だろうな、と思ってはいました。果敢に攻めた結果ではありますし、あのバンカーに入ってしまってから、3打目を寄せたかったが、最後も入らずで悔しい終わり方だなと思います。
-2日間ノーボギー。シェブロン選手権の経験が生かせたのでは
渋野 よくこの4日間、ボギーが全部で4個に押さえられたなと思います。3、4日目は難しい風の中、ノーボギーで回れたのも、すごくこれからにつながると思う。個人的には、3パットがなかったのがうれしかったです。
-2試合連続で上位争いに加わり、いい形で次週以降に臨める
渋野 今回、単独2位でポイントも何かしら入ると思う。それでも気を緩めずに、しっかりカリフォルニア2試合では上位争いできるように、頑張りたいと思います。
-ファンにメッセージを
渋野 優勝はできなかったですが、個人的にはよく頑張った結果かなと思います。まだまだ頑張りますので、よろしくお願いします。