首位と3打差2位タイからスタートした渋野日向子は、2バーディーノーボギーの70、通算9アンダーとスコアを伸ばしたが、首位に2打及ばず2位となった。首位からスタートしたキム・ヒョージュ(韓国)が3バーディー2ボギーの69、通算11アンダーで優勝した。

最終ラウンドを終え、インタビューに笑顔で答える渋野(共同)
最終ラウンドを終え、インタビューに笑顔で答える渋野(共同)

渋野逆転優勝なるか/ロッテ選手権最終日スコア詳細


アウト3318ヤード=パー36、イン3285ヤード=パー36


ホール
パ ー36
渋 野35


ホール101112131415161718
パ ー36
渋 野35

※・はパー、○はバーディー、◎はイーグル、△はボギー、□はダブルボギー


1番495ヤード、パー5

首位のキム・ヒョージュ(韓国)、同じ2位のブリアナ・ドー(米国)と同組。

この日は黒い半袖ポロシャツとパンツ姿。気温26度、北東の風5メートル。強い向かい風の中、引き締まった表情でプレー開始。第1打はフェアウエー左へ。第2打はバンカー手前のラフ。残り38ヤードからの第3打はグリーン上に落ちるも、外へこぼれ落ちる。第4打のアプローチはピン右側を通り過ぎ奥へ。1メートルのパットを沈めてパー。


2番372ヤード、パー4

第1打はフェアウエー左へ。向かい風の中、6Uで打った残り140ヤードからの第2打はピン奥のカラーへ。第3打のアプローチはカップ左を通り過ぎる。約1メートルのパーパットをきっちり沈める。首位と3打差変わらず2位タイ。 

最終ラウンド、2番でティーショットを放つ渋野日向子=ホアカレイCC(共同)
最終ラウンド、2番でティーショットを放つ渋野日向子=ホアカレイCC(共同)

3番341ヤード、パー4

第1打はフェアウエー左へ。残り約50ヤードからの第2打はグリーン上ピン手前に着弾。約6メートルのバーディーパットはカップ右を通り過ぎ、返しのパットを沈めてパー。


4番155ヤード、パー3

ティーショットはグリーン上に着弾。ピン左奥約6メートルからのバーディーパットを決めて、通算8アンダーに。この時点で首位と2打差の単独2位に。

最終ラウンド、4番でバーディーパットを決め、拍手に応える渋野日向子=ホアカレイCC(共同)
最終ラウンド、4番でバーディーパットを決め、拍手に応える渋野日向子=ホアカレイCC(共同)

5番540ヤード、パー5

「ナイスバーディー!」の声がかかる中、5番ホールへ。ティーショットは右ラフ。第2打はフェアウエー右へ。第3打はピン手前に。約5メートルのバーディーパットはわずかに届かずパー。一方、同組の首位ヒョージュがこの日初バーディーで、1つスコアを伸ばして通算11アンダーに。首位ヒョージュとの差は再び3打差に。


6番397ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー右。第2打をピン右4メートルにつける。バーディーパットはわずかにカップ右に外れる。タップインパー。 

最終ラウンド、6番でキャディー(左)と談笑する渋野日向子。通算9アンダーで2位=ホアカレイCC(共同)
最終ラウンド、6番でキャディー(左)と談笑する渋野日向子。通算9アンダーで2位=ホアカレイCC(共同)

7番418ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー。第2打はグリーン左手前につける。約5メートルのバーディーパットはわずかにカップ左に外れる。タップインパー。


8番420ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー。第2打はグリーン横のバンカーへ。第3打のバンカーショットはピン右に寄せ、約1・5メートルを沈めてナイスパーセーブ。一方、首位ヒョージュはバーディーとスコアを伸ばして通算12アンダー。ヒョージュとは4打差に広がる。

最終ラウンド、8番でバンカーショットを放つ渋野(共同)
最終ラウンド、8番でバンカーショットを放つ渋野(共同)

9番180ヤード、パー3

ティーショットはグリーン奥へ。第2打のアプローチはカップ左にうまく寄せてナイスパー。首位ヒョージュはボギーで、その差は再び3打差に。


10番399ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー。第2打はグリーン手前に。第3打のアプローチはカップ左にわずかに外れ、タップインパー。


11番511ヤード、パー5

ティーショットはフェアウエー右。第2打は連日披露の地面の球を直接ドライバーで打つ〝直ドラ〟は封印し、3Wでフェアウエーをキープ。残り40ヤードからの第3打は、ピンまで約2・5メートルにつける。バーディーパットを決めて通算9アンダーに。このホールはパーだった首位ヒョージュとは2打差に。


12番173ヤード、パー3

ティーショットはグリーン奥のカラーへ。第2打のアプローチはカップ右方向にわずかに外れてパー。


13番355ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエーをキープ。第2打はピン左奥約4メートルにつける。強めに打ったバーディーパットはカップ左に外れてパー。 


14番383ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー。第2打はグリーン左手前へ。約9メートルのバーディーパットはカップ左に外れ、1メートル強のパットを沈めてパー。 

最終ラウンド、通算9アンダーでホールアウトした渋野(共同)
最終ラウンド、通算9アンダーでホールアウトした渋野(共同)

15番166ヤード、パー3

ティーショットはピン右約2・5メートルにつける。バーディーチャンスも、わずかにカップ左を抜けてパー。首位とは2打差のまま、残り3ホールを迎える。


16番384ヤード、パー4

ティーショットは3Wでフェアウエー。打った瞬間、ギャラリーから大きな拍手が起きる。残り128ヤードからの第2打はピン左約5メートルにつける。笑顔でチョコチョコと走りながら移動する場面も。上りのバーディーパットはわずかに右に切れてパー。


17番382ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー右端へ。第2打はグリーンを捉える。約10メートルのバーディーパットはカップに入る寸前で止まる。パー。一方、首位ヒョージュはボギー。首位と1打差となり、最終18番を迎える。


18番532ヤード、パー5

ティーショットはフェアウエーをキープ。残り222ヤードからの第2打は2オンを狙うも、グリーン手前バンカーにつかまる。首位ヒョージュが第3打をピン約1メートルにつけると、ライバルのナイスショットに拍手を送る。第3打のバンカーショットはピンまで距離を残す。約4メートルのバーディーパットはわずかに右に切れてパー。通算9アンダーでホールアウト。ヒョージュはバーディーパットを決めて、通算11アンダーで優勝を決めた。 

最終ラウンド、優勝したキム・ヒョージュ(手前)に拍手を送る渋野(共同)
最終ラウンド、優勝したキム・ヒョージュ(手前)に拍手を送る渋野(共同)



第1日の成績


ホール
パ ー36
渋 野34


ホール101112131415161718
パ ー36
渋 野37

※・はパー、○はバーディー、◎はイーグル、△はボギー、□はダブルボギー

第2日の成績


ホール
パ ー36
渋 野35


ホール101112131415161718
パ ー36
渋 野35

※・はパー、○はバーディー、◎はイーグル、△はボギー、□はダブルボギー

第3日の成績


ホール
パ ー36
渋 野36


ホール101112131415161718
パ ー36
渋 野32

※・はパー、○はバーディー、◎はイーグル、△はボギー、□はダブルボギー



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