稲森佑貴(27=国際スポーツ振興協会)がツアー通算3勝目を挙げた。首位と2打差3位からスタートして、雨の中で8バーディー、1ボギーの63をマーク。通算16アンダーまでスコアを伸ばした。過去2勝は日本オープンで、国内メジャー以外で初めての優勝になった。

稲森は「今年はトップ10がまだ1試合しかなかったし、調子も上がってきたので、今週は自分自身のゴルフを貫いて、気合を入れて、優勝したいと思っていました。4日間とも我慢するところは我慢して、楽しいゴルフができました」と喜びを語った。

雨中のビッグスコアには「自分でもビックリ、出来すぎ。ドライバーもアイアンも良かったのが、このスコアにつながったと思います」と話した。

3打差2位に黄重坤。石川遼は今季初のトップ10となる7位。アマチュアの中島啓太も8位だった。