ミレニアム世代の安田祐香(21=NEC)が午前組で回り、2バーディー、ボギーなしの2アンダー、70と首位に6打差7位で滑り出した。
「チャンスは多かったんですけど、5メートル(前後のチャンス)があまり入らなかった。このコースはパーを拾うことがすごく大事なので、難しいアプローチも2回ぐらいあったけど、しっかりクリアできました」。1番でバーディー発進後、17番のバーディーまで我慢強くパーを重ねたことに満足そうだ。
ミレニアム世代のエース格と言われデビューしながら、昨季はシード奪取できずに古江、西村、吉田らに後れを取った。
今季は9戦で予選落ち1回だけ。前々週のフジサンケイ・レディース3位と昨季と違う安定感を見せる。
今年と同じ西コース開催だった18年にアマチュアで出場して11位に入った。「コースは覚えていますけど、当時より難しく感じた。アマチュアの時は怖いもの知らずでできていたかなと思いますね」。プロとして確かな歩みを見せ、優勝争いに加わっていく。