元賞金女王の鈴木愛(28=セールスフォース)が三度目の正直に挑む。6バーディー、ボギーなしの66で3月アクサレディース、4月KKT杯バンテリンレディースに続く首位スタートを決めた。

17、19年の女王が復活を期す今シーズン。「このコースの相性がすごくいいので。もうそろそろ優勝したいし、できればここで勝ちたいですね」。17、18年大会を制し、14年のステップアップツアー優勝もこのコースだ。

9日に迎えた28歳の誕生日は「何もせず、洗濯機を3回、回しただけ」という。早朝から知人からのお祝い連絡が「寝たくて(携帯電話を)お休みモードにしちゃいました」というほどひっきりなしだった。一方、プロアマ戦でゲストに「愛ちゃんは(いつも)最終日には(上位に)おらんな」と言われるなど、なかなか結果の出ない現状にイラッとすることもある。「言い返したいけど、事実なんで。見返したいですね」。昨年7月資生堂レディース以来の通算18勝目へ、エンジンがかかってきた。

ほけんの窓口レディース第1日全選手スコアー>