昨年11月の大王製紙エリエール・レディース以来、半年ぶりの国内ツアーに出場した渋野日向子(23=サントリー)は、2バーディー、4ボギーの74、2オーバーでホールアウトした。この日のプレーについて「内容も最低ですし、10点くらい」と自己採点は低かった。

採点理由について「ピン手前に外しちゃいけんとか、奥に外しちゃいけんとか、そういうところでミスしてしまうショットが何回かあり、そこでボギーにしていた。そこで手前10メートルでもいいとかのクラブ選択や10メートルでもいい、という気持ちがなかなか…。そういうマネジメントをしなければと思っているにもかかわらず、チャンスにつけたいというもどかしい感じのゴルフの内容に、スコアになってしまった」と説明した。

前日会見で「自分を過大評価して、マネジメントとか関係なく、本当に欲のままにゴルフをしてしまっていたが、帰国後に整理できた」と明かしていた。課題に「自分の欲と闘いながら、どれだけやりたいマネジメントをできるか」を挙げていただけに、「今日は欲に負けたなという感じだった」と振り返った。

第2ラウンドに向けて「この位置にいてしまうと、攻めていくしかない。どんな結果になろうと、自分の徹底したマネジメントを最後まで頑張りたいです」と淡々と意気込んだ。

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