昨季9勝の稲見萌寧(22=Rakuten)が我慢のパープレーで通算4アンダーとし、首位と3打差6位で決勝ラウンドに進んだ。

「最後にバーディーとれて良かったなって感じです。まあ、ほんとに疲れました」と笑った。7番で4メートル、8番で2メートル、13番で4メートル、17番で1・5メートル…。外れ続けたバーディーパットが最終18番の2・5メートル、14度目のトライで決まった。

ボギーは今大会33ホール目にして初となった15番の1個だけ。フェアウエーキープが14ホールで6度しかなく「本当にドライバーが右に左に全部曲がった」という中で、アイアンショットの技術、マネジメント力の高さで、大きなピンチを作らなかった。

残り2日。「とりあえずショットを修正したい。このコースはフェアウエーからじゃないとチャンスを作れないので」。伸びしろを残してV戦線に入る。