男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米プロ選手権は22日、オクラホマ州のサザンヒルズCC(7556ヤード、パー70)で最終日が行われ、ジャスティン・トーマス(29=米国)が大逆転で17年大会以来のメジャー2勝目、ツアー通算15勝目を挙げた。7位から出て5バーディー、2ボギーの67で回り、通算5アンダー、275。上位陣が崩れ、ウィル・ザラトリス(米国)との3ホールのプレーオフを制した。最終日の7打差逆転は、78年に並ぶ今大会史上最大の逆転劇。松山英樹と星野陸也は、ともに9オーバーの60位となった。

10年連続出場で全て予選通過の松山は、今大会では15年の37位を大きく下回る、ワースト更新の60位に終わった。4バーディー、7ボギーで4日連続オーバーパーの73で回り、通算9オーバー、289。パーオン率50%とショットが精彩を欠いた。前週は3位だっただけに「いい状態で入ってこられたと思ったけど。ちょっと悔しい」と唇をかんだ。36位から出た星野は76と6つ落とし、同じく9オーバーで60位。中0日で23日はテキサス州での全米オープン予選に出場する。