女子ゴルフツアーのリゾートトラスト・レディースが26日、山梨・メイプルポイントGC(6580ヤード、パー72)で開幕する。小祝さくら(24=ニトリ)は25日、プロアマ戦出場後の会見で、6月2日開幕の全米オープン出場のため、国内ツアー142試合連続出場となる今大会で記録がストップすることに「やっと途切れる」と話した。

さらに「これで連続出場について聞かれなくなるので気が楽」とホッとした表情を見せた。最多連続出場記録は表純子が11~17年にかけて達成した241試合。小祝は歴代4位だった。

今大会に出場後、週明けの30日に渡米。到着3日後に全米女子オープンが開幕する。強行軍にも「時差ぼけだけが心配ですが、それ以外はそんなに心配ないです」と落ち着いた表情で話した。

西郷真央ら日本から出場する主立った選手は調整のため、今大会には出場していない。小祝は今大会出場を決めた理由を「休むか迷ったのですが、前回(20年)は土曜日くらいに行ったのですが、時間が余っちゃったり、まだ試合が始まらないのか、みたいな感じになったので、普通に行ってみようかと。休まず行くことにしました」と説明。続けて「全米女子オープン後のサントリー・レディースに出られるか、今後確認します。実際、ハードスケジュールにもなると思う」。全米女子オープンを含め、途切れなく毎週試合に出場する意欲を示した。

一方、先週は予選落ちと調子を落としている。「ティーショットがすごい曲がってしまった。今週は全米女子オープンに行く前にその確認というか、しっかり調整して臨めればと思った。いいイメージに変えられるようにしたい」と意気込んだ。

全米女子オープンにはマイ枕やドライヤーを持参。加えて「いかのチーズ味みたいなせんべいがくせになっちゃって。10袋まとめ買いして、8袋持っていきます」と“パワーフード”も用意。着々と準備も進めている。

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