プロ3年目の清水大成(23=ロピア)が今大会上位4人までの全英オープン(7月14日開幕、英国・セントアンドルーズ)出場権獲得に向け、4アンダー、68でスタートした。

「ショットで大きな曲がりもなく、あぶないパーもなかったです」。4バーディー、ボギーなしのラウンドに満足そうだ。

3日前の23日、千葉・カレドニアンGCで行われた全米オープン日本地区予選でレギュラーの36ホール+プレーオフ4ホールの合計40ホールもプレーし、上位3人の出場権を逃した。

「メジャーはどれに出ても、自分にはすごくいい経験になると思う」と言う。全米がダメなら全英に…との思いは「すごくあります。(全米は)あと1歩で逃したんで」。悔しさを隠さず吐き出した。

全英は日大の同級生、桂川有人が、1月SMBCシンガポールオープン2位で出場権を手にした。日大3、4年時は今大会出場中の木村太一を含めた3人が寮の同部屋。「桂川も出ますし、一緒に出たいですよね」。友人でライバルの存在を強く意識。日大1年で日本学生を制した実力者は“千葉の敵を岡山でとる”つもりだ。