最近2戦が優勝、2位と好調の西村優菜(21=スターツ)は、4バーディー、2ボギーの2アンダー、70でホールアウトした。ホールアウト時点で25位前後につけている。

アウトコースから出て、伸ばしたいパー5の2番でボギーが先行した。嫌な流れから始まったが、折り返しの9番パー4では、10ヤード近い距離からチップインバーディーを奪うなど、前半で2つ伸ばした。後半9ホールは全てパー。会場のある横浜市では、午後2時36分の気温が、この日最高の36・1度を計測した。猛暑の影響で、注意力が散漫になりがちな午後スタート組だったが、最後まで耐えた。

それでも「今日は、あまりうまくゴルフを進められなかった。その中でも最低限のことはできたかな」と、課題は多いと感じつつも、伸ばして終わられたことには一定の満足感を示した。「あとはツキもなかった。こういう日もあるかとは思います」と、淡々と話した。

この日は水色のウエアに白のスカート、水色のピアスを身に着けて18ホールを回った。「今日は(大会4日間の中でも)1番暑いと聞いたので、服だけでも、さわやかでいこうと思って」と、笑顔を見せていた。