米ツアーから一時帰国し、今季国内初戦となる古江彩佳(22=富士通)は首位と5打差29位でスタートした。3バーディー、2ボギーの1アンダー、71を「我慢でしたね。ショットが(グリーンで)止まってくれず、ロングパットが残ることが多かった。前半はよく耐えられたと思います」と振り返った。

全米女子オープン、全米女子プロのメジャー2戦を終え、今後のエビアン選手権、AIG全英女子オープン前のメジャー2戦を前にしたタイミングでの一時帰国。今大会で用具契約を結ぶブリヂストン社から近日発売される新ドライバー「B3」を投入した。

昨年発売されたアスリート向けのB1、中級者向けのB2に続くBシリーズで、B3はアベレージゴルファー向けとなる。クラブ担当者によると「ツアープロに展開するタイプではないです。ヘッドの素材を軽量化して、慣性モーメントを高め、直進性や球の上がりやすさに比重を置いたもの」という。

古江は「新しいのが出るというので気になっていた。感じは良かったです。ミスが収まってくれますね」と好感触を強調した。この日は風の強まった午後組だったが、第2Rは午前組。新兵器を手にビッグスコアを狙う。