男子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英オープンが14日に開幕する。150回記念大会となる今年は、ゴルフ発祥の地とされるセントアンドルーズのオールドコースで7年ぶりに開催される。今平周吾(29)が11日、練習ラウンドを行った。16、19年に続く3回目の出場だが、聖地とされる同コースでの出場は初めて。

この日、10~18番までのバックナインを回った。「気持ちが高ぶりました。雰囲気がすごくきれい。回っていて楽しいです」と声を弾ませた。9日に現地入り。前日10日も4ホールを回った。

コースの印象については「グリーン周りが難しいですね」。オールドコース・ホテル超えを狙う名物の17番については「ホテルの左側を狙っていくので、プレッシャーはあまりないです」とした。聖地と呼ばれるセントアンドルーズで行われた全英オープンについて「橋とかホテル越えとか印象的ですね。ウッズの優勝もテレビで見ていました」と振り返った。

出場2回は予選落ちしている。「このコースの方が、バンカーを越える距離など回りやすさがある。風がなければアンダーパーで回れそう。風次第です」とポイントを挙げた。目標は「まずは予選通過」とした上で「上位を狙っていきたい。結果を出したい」と意気込んだ。(セントアンドルーズ=近藤由美子)