寺町美友海(愛知・豊山小5年)が、1番のイーグルから5連続バーディーを奪うなど、1イーグル、7バーディーの9アンダー65をマークし、通算11アンダー137で本村彩歌(兵庫・小浜小4年)とともに首位に4打差の4位に浮上した。

「ラウンド前の練習から調子がよかった。音が良かったり、狙ったところに打てた。いいスコアが出そうだと思った。6連続も、ハーフ7アンダーも、1ラウンド9アンダーも自己ベストになった」と笑顔を見せた。

1番パー5(255ヤード)では「ドライバーが当たって第2打が残り60ヤードだった。2・5メートルぐらいについてイーグルを取れたので行けると思った」と振り返る。2番からは2~5メートルを立て続けに決める5連続バーディー、インに入って10、17番で取った。「後半、もうちょっと伸ばせたかな」と、危なげない1日だった。

第1ラウンドでは「パットが全く入らなかった」と72で首位に7打差の15位スタートとなり、スコアの伸ばし合いから出遅れた。ホテルに持ってきているパターマットで練習して、パッティングの感覚をつかんだ。「今日も、練習グリーンで練習していた距離が、イーグルやバーディーと同じ感じだった」と話した。

「首位と4打差はバーディー2回、相手ボギー2回で追いつけるから、ドライバーはいつも通り飛ばして、アイアンは力まず力を抜いて打ちたい」と、大逆転を意識している。