男子ゴルフの国内メジャー、日本プロ選手権開幕前日の3日、石川遼(30=CASIO)が会場の静岡・グランフィールズCCで最終調整を行った。

国内男子ツアーは約1カ月半ぶりに再開されるとあって「すごい楽しみにしてきました」と、気持ちの高ぶりを隠さずに話した。

最近は各地で猛暑日となっている。それでも「本当に暑さに注意。暑さとの戦いというのがあるんですけど、自分のゴルフにかける情熱は熱すぎるので注意しようかなと」と、暑さを忘れるほどの情熱がみなぎっていると語った。さらに「燃えています。どんな時も応援してくれている人がいる。誰よりも結果を求めるが故の、これまでの行動」と続けた。シーズン中断中はトレーニングに重点を置き、連戦中は落としていた肉体への負荷を引き上げたという。

技術面も体力面も「1年前とは全然違う。これからの(シーズン)後半が楽しみ」と、状態は上がっている実感がある。19年12月のシーズン最終戦、日本シリーズJTカップ以来、3年近く遠ざかっている、ツアー通算18勝目を目指す。