前週のAIG全英女子オープンで、メジャーで初の予選通過の末に15位に入った堀琴音が、4アンダーの6位と好発進した。

出だしの1番パー4で5メートルのパットを沈めると、2番も伸ばして2連続バーディーとし、波に乗った。今大会開幕3日前の9日夜に帰国し、会場での調整は1日だけという強行日程だったが、疲れを見せずに随所でショット、パットがさえた。

ホールアウト後は「ノーボギーで回れたのでよかった。今日はパッティングの調子がよかった。特にショートパットを外さなかった。ラインもタッチも合っていたと思う」と、納得の様子だった。

日本勢12人が出場したAIG全英女子オープンで、今大会にも出場しているのは堀琴以外に2人いる。残る2人はメジャーではともに予選落ちだったが、勝みなみはこの日、連続ノーボギーホール数でツアー新記録を樹立し、堀琴と同じ6位発進。高橋彩華も4バーディー、1ボギーの69と好スコア。6位が17人もいる混戦で、順位こそ23位だが、首位とは4打差と逆転圏内につけた。

 

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