渋野姉妹が出場するシモーネ・アジアパシフィック・カップが18日、インドネシアのジャカルタで開幕する。この大会は韓国に本部を置くアジアゴルフリーダーズフォーラムが主催するレディース・アジアツアーシリーズの中の1戦。

ともに招待で出場する渋野日向子（23＝サントリー）は3位に入ったAIG全英女子オープン以来の試合。妹でアマチュアの渋野暉璃子（きりこ、19＝明大2年）はプロデビュー戦となる。

仲良し姉妹はプロアマが行われた17日、取材に応じた。妹を気遣う姉の気持ちを強く感じさせる受け答えなども含め、次のように答えた。

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（ここまで）厳しいシーズンだが、全英女子オープンで3位になったことで、調子が戻ったか？

渋野日「『戻った』？　まあ『戻った』って言い方をしても、いいと思います」

－ゲームで苦労していることは？

渋野日「自分の気持ちとまだゴルフが、何だろう？　まだけんかしているような気がします」

－妹さんと組むのは初めてだが、楽しみ？

渋野日「メチャクチャ楽しみ。自分のことより楽しみです」

－明日からの意気込みは？

渋野日「妹に負けないように頑張りま～す」

－1回目のトーナメントだが、どうか？

渋野日「趣旨としては、アマチュアも盛り上げたいというのがあったから、個人的に賛同していて、今回参加できるのがうれしいです」

 

頼もしい姉の隣で、渋野暉も初々しく取材対応した。

－姉と組むのは初めてだが

渋野暉「楽しみです」

－明日から

渋野暉「スコアは勝てる気があまりしないんですけど、ショットで姉よりもいいものをみせられたらと思います」

－国際的に活躍するお姉さんを見て、こうなりたいとか思いはあるか

渋野暉「多少は影響受けていると思います。あんまり、試合の結果とか見ていなくて…（笑い）」

ここからは姉妹のやりとり。

－2人は、どうやって切磋琢磨（せっさたくま）してやってきたのか

渋野日「私より30ヤード飛ぶから、それに負けないようにトレーニングをちょこちょこやったりしているけど、負けてるね（苦笑い）」

渋野暉「何かやってるかな？　うーん、何だろ。負けないように、飛ばそうと思っています」

－互いに初めて一緒にプレーするが

渋野日「ジュニアの時に出とった時も、4つ歳が違うから、同じ部門で出ることがなかったから、すごい新鮮だし、チームであろうが、やっぱ勝負だから、負けたくないです（笑い）。当たり前じゃないですか。怖いもん、ちょっと」

渋野暉「ちゃんと結果としてお互いの差が見えるのが、今回初めてなので、自分も負けないように頑張ります」

渋野日「大人な～（発言）」