渋野姉妹は最終日も、ともにスコアを落とした。17位から出た姉日向子は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの76で回り、通算7オーバーで22位に後退した。

なかなかバーディーが来ない展開で8、9番と連続ボギーをたたいた。後半開始の10番でバーディーを奪ったが、15番パー4でボギーと伸ばせず、最終18番では第1日に続くダブルボギー。全英女子オープン3位で復調したかに見えたが、3日間オーバーパーと苦しい戦いだった。

30位から出た妹のアマチュア暉璃子は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75で回り、通算12オーバーで31位だった。

出だしの1番でボギーの後、2番パー4でバーディーを奪ったが、続く3番パー4でダブルボギー。後半も12、13番で連続ボギーとした後、14番パー5でバーディー。バーディーなしに終わった第2日終了後「1つでも多くバーディーを取れるプレーがしたい」と話した通り、2つのバーディーを取って意地を見せた。

12位から出た桜井心那が、5バーディー、1ボギーの68で回り、通算3アンダーで4位。7位から出た篠原まりあは2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74と落とし、通算1オーバーで13位だった。

首位から出たプリンセス・マリー・スペラル(フィリピン)が67と伸ばし、通算12アンダーで優勝した。柳簫然(韓国)が9アンダーで2位。リディア・コ(ニュージーランド)が8アンダーで3位に入った。

チーム戦は柳簫然、イ・ボミのチーム韓国2が優勝。日本勢は桜井、篠原組のチーム日本2が5位。

渋野姉妹のチーム日本1は15位だった。