男子ゴルフの米国下部、コーンフェリーツアーの最終予選会最終日が7日(日本時間8日)、米ジョージア州・ランディングスクラブのマーシュウッドコースとマグノリアコース(ともにパー71)で行われた。日本勢は、ともに24歳で、今季初優勝を果たしてツアー1勝の大西魁斗(ZOZO)と桂川有人(国際スポーツ振興協会)が出場した。

6位から出た大西は、マーシュウッドCで3バーデイー、2ボギー、1ダブルボギーの72と1つ落とし、通算7アンダー、277で12位となった。11~40位タイまでに与えられる、来季開幕から8試合の出場権を獲得した。

112位から出た桂川は、マグノリアCで9バーディー、2ボギーと7つ伸ばした。ベストスコアの64と気を吐き、通算2アンダー、282で45位まで浮上した。ただ反撃が遅く、40位タイまでに与えられる来季開幕から8試合の出場権獲得には、1打足りなかった。出場可能な試合数は不透明で、4試合の出場権を得られる場合もある位置となった。

来季のコーンフェリーツアーは、1月15日に始まる開幕戦から、現時点で26試合を実施予定と発表されている。今回の最終予選会で1位の選手は全試合の出場権を獲得。昨季日本ツアー賞金王のチャン・キム(32=米国)は、マーシュウッドCでの最終日に71と伸ばせず、1打届かず2位で、この権利を逃した。2~10位は12試合、大西ら11~40位が8試合に出場可能となった。