3試合ぶりの出場となった松山英樹(30=LEXUS)は、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70。日没サスペンデッドで全員がプレーを終えることができず、首位と5打差の暫定53位につけた。

この大会は2年ぶりの出場で、2年前は最終日に63をマークし2位になったコース。早朝のスタートで朝露に湿ったグリーンで、序盤はパットに苦しんだ。2番パー3では、ピン1・5メートルのバーディーパットがカップの縁をかすめパー。6番パー4では第3打をピン2メートルにつけながらパーパットが外れた。すると7番パー3ではティーショットをグリーン手前の小川に打ち込みペナルティーでダブルボギー。しかし、続く8番パー5で第3打をピン1メートルにつけ、ようやく最初のバーディーを奪った。

前半を2オーバーで折り返すと、後半開始の10番パー4でもボギー。それでも、続く11番では6メートルのバーディーパットを決め、さらに12番でも連続バーディー。16番パー5では2オンでピン13メートル。2パットでバーディーを奪い、スコアをイーブンに戻した。バーディーパットがカップに蹴られたり、カップの縁で止まったりと、惜しい場面が何度もあり、もったいないラウンドだった。