第1週の4ラウンドを終えて日本勢3人はいずれも70位タイまでに入り、最終第2週進出を決めた。

勝みなみ(24)は3バーディー、ノーボギーの68と3つ伸ばして回り、通算10アンダー、276で17位につけた。西村優菜(22)は5バーディー、1ボギーの67で回り、通算9アンダーで25位。ステージ1、2から勝ち上がった識西論里(おにし・ゆり、25)はノーバーディー、1ボギー、1ダブルボギーの74と落としたが、カットラインギリギリの通算2アンダーで66位につけた。3人ともフォールズコースを回った。

スコアは持ち越し。8日から米アラバマ州ドーサンのハイランドオークスGCで行われる最終第2週で45位タイまでに入れば、来季の出場権を得る。

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西村はスコアを伸ばして、しっかり第2週進出を決めた。2番パー3では3パットでボギー先行も、5番パー5、6番パー3で連続バーディー。後半も3つ伸ばした。「こっち(フォールズコース)でしっかり伸ばせたのはすごくよかったし、チャンスにつけたところでしっかりバーディーが取れていたので、いいラウンドだったんじゃないかなと思う」と笑顔で振り返った。スコアを伸ばした要因を「難しいピンの時はしっかり守りにいって、いけそうなピンや距離の時にしっかりピンに攻められた。そのマネジメントがうまくいったのかな」と分析した。

第1ラウンドでは「満足いくショットが打てない」とこぼしていたが、しっかり修正した。「初日のショットの悪さから徐々にいい方向に持っていけたのはすごくよかった」。第1週を終えて「すごくタフだった。長いコースでどうなるのかなと最初思ったが、その中で、しっかりアンダーパーでまとめられたので、そこは自信を持って次の週に行きたい」とホッとした表情を見せた。

会場を変えて8日から第2週が始まる。「結構疲れはあるんですけど、しっかり休んで、しっかりスコアを伸ばしていけるように頑張りたい。どんなコースか分からないので、火曜、水曜でしっかり準備をして、毎日アンダーパーを目標に4日間回れたらいいかな」と意気込んだ。